『満月珈琲店の星詠み』望月麻衣 作・桜田千尋 画

はじめに

今回は望月麻衣さん著の「満月珈琲店の星詠み」を読ませていただきました。
本作は満月の夜にだけ現れる不思議な珈琲店で、大きな猫店主が美味しいコーヒーとスイーツ、そして”星詠み”で疲れた人々をおもてなしをするようなお話となっています。

満月珈琲店の星詠み – 望月麻衣・桜田千尋 著
販売日:2020/07/08
出版:文藝春秋
ページ数:248ページ

本書はこんな人におすすめ

・まったりと本を読みたい
・猫が登場する本が好き
・占星術に興味がある

著者の望月麻衣さんについて

北海道出身。2013年、E★エブリスタ主催の電子書籍大賞を受賞しデビュー。16年、『京都寺町三条のホームズ』で第4回京都本大賞を受賞

作画の桜田千尋さんについて

1987年生まれ。兵庫県三田市出身のイラストレーター
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内容について

目次

本の内容としては下記の通りとなっています。

– 目次 –

プロローグ

第1章 水瓶座のトライフル

第2章 満月アイスのフォンダンショコラ

第3章 水星逆行の再開

 <前編> 水星のクリームソーダ

 <後編> 月光と金星のシャンパンフロート

エピローグ

あとがき
参考文献

比較的サクサク読める内容だったので、僕は全てを読み終えるのに2時間程かかりました。

本書について

本作は著者である望月麻衣さんが作画担当の桜田千尋さんがSNSに投稿している満月珈琲店の絵からインスパイアされた小説となっています。
本書の表紙から分かる通り、綺麗な絵が特徴的なので、僕も表紙を見て本書を読んでみようと思いました。
表紙を開くと、桜田千尋さんが描かれた満月珈琲店で登場するデザート等の綺麗な絵を見ることができます。

本書の内容としては、一時期は一世を風靡していましたが時代の流行の変化に伴い、書いたドラマのシナリオが受けなくなってしまい落ちぶれてしまったシナリオライターの女性のお話から始まります。勇気を出して新たに書いたシナリオを知り合いのディレクターに送りましたが、結果はNG、そんな彼女の前に二人組の男が声を掛け、満月珈琲店に行ってみることを勧めます。半信半疑で女性は指定された場所に行くと、そこには2mはありそうな大きな猫が満月珈琲店を営んでいました。

シナリオライターの女性以外にも、不倫未遂のディレクターや恋するIT企業家が登場し、それぞれ満月珈琲店に誘われます。
それぞれ悩みを持つ彼女たちは、満月珈琲店のマスター自らが選んだデザート等を提供し、星詠みで悩める人々に助言を与えるといった内容でした。

個人的に星詠み(占星術)はあまり知りませんでしたが、本作で人々には生まれた日付、日時でそれぞれが持つ星の位置があるようで、その位置によって占うことを知りました。本作を読むことで癒しを得るだけでなく、占星術に興味を持つこともできます。

さいごに

本書では満月珈琲店の店主による占星術で仕事などで疲れた人々の現在の立ち位置や今後の行動のアドバイスなどを行っており、人々を癒しています。
占星術については実際の資料を元に書かれているようなので、僕も占星術に興味を持ちました!
機会があれば調べてみようかと思います!

最後まで目を通して頂きありがとうございました!

満月珈琲店の星詠み – 望月麻衣・桜田千尋 著
販売日:2020/07/08
出版:文藝春秋
ページ数:248ページ