『通い猫アルフィーの奇跡』レイチェル・ウェルズ

飼い主の老婦人が亡くなり、4歳の雄猫アルフィーはひとりぼっちになってしまいます。
保護施設に預けられまいと、未知の世界へ飛び込むアルフィー。
しかし現実はそんなに甘くなく、過酷な世界でボロボロになり、
空腹でさまよい続けたすえ、とある住宅地にたどりつきます。
アルフィーはそこで”通い猫”として生きようと決めました。

物語の冒頭を読んだ限りでは、アルフィーの冒険のお話かなと思いましたが、
たどり着いた住宅地で暮らす住民たちに気に入ってもらうため、
通い猫として住民のために奔走する物語でした。
アルフィーが通う先の住民はどこも問題を抱えた人たちで、
世をすねた無職の男や育児疲れの主婦に、デートDV被害者の女性などが登場します。
そんな彼らの問題をアルフィー独自の視点で解決していくといったお話です。

主人公が猫ということもあり、友達の猫と犬にちょっかいを出して遊んだりと、
猫らしい描写もあり著者の猫好き具合もわかります。
ぜひ猫好きの人にこの本をおすすめしたい。

ページ数としては370ページ前後ですが、
チャプターが細かく区切られており(全35チャプター+エピローグ)
まとまった時間で読書ができない人にもおすすめです。

僕が通勤時間(往復90分程)で読み進めたら3日で読み終える程のボリューム

…シリーズになっていたので、アルフィーのその後を知りたくなった僕は、
さっそく次巻も購入してしまいました。