『通い猫アルフィーとジョージ』レイチェル・ウェルズ

本で読んで

平穏で幸せな毎日を過ごすアルフィーでしたが、
人生に別れはつきもので、アルフィーにも別れが訪れます。
悲しみでお落ち込んでいるアルフィーを元気付けるため、
飼い主のクレアが、一匹の仔猫をプレゼントします。
突然現れた仔猫に困惑するアルフィーでしたが、
一緒に過ごすことで今まで抱いたことの無い感情を持ちます。

通い猫アルフィーのシリーズ第3弾になります。
今回の作品は家族の絆がテーマかなと思いました。

これまでの作品と同様、エドガーロードという住宅地でのお話となります。
ガールフレンドの猫を失ったアルフィー はクレアがプレゼントしてくれた、
仔猫のジョージに初めは困惑するも、面倒を見ているうちに特別な感情を抱きます。
そんな中、アルフィーがこれまで救った家族たちにも家族の絆を揺がすような、問題が発生します。

問題を解決するためアルフィーも行動を起こしますが、
本人もガールフレンドを失った悲しみから癒えずにいました。
そんな中、前作で仲良くなった野良猫のごみばこ”がアルフィーに向けて言った
言葉が
個人的に良いなと思いました。

あんたは大好きな存在すべてにちょっとずつ心の一部をあげていて、その相手がそばにいることもあれば、そうじゃないときもあるってことじゃないか?肝心なのは、あんたの心はすごくでかいってことだ。
みんなに分け与えられるほどな。

– ごみばこ

名前からは想像できないような助言に、
僕もこんなこと言えような猫になりたいなと思いました。

親友からの助言もあり、行動を起こすアルフィー。

問題解決に奔走した末、アルフィーは一つの答えにたどり着きます。

物語の最後のシーンではシリーズを読んでいた方は、
ある意味待ち望んでいた展開を迎えるかもしれないです。

通い猫アルフィーとジョージ – レイチェル・ウェルズ 著
販売日:2017/7/22
出版:ハーパーBOOKS
ページ数:392ページ